バッハ 無伴奏フルート・パルティータ

ヘンデルと同じ年に生まれたバッハは、ヘンデルとは対照的にドイツから出ることなく教会を中心とした音楽を生み出していきました。

ミサにあわせて教会用の音楽を書き、王が演奏するための音楽を作り、と大変たくさんの曲を残しています。

リコーダーにとって替わったフルートに早くから興味を持ったのか、フルート曲としては当時名手だったビュッファルダンというフルーティストに影響されて書かれたと言われるこの無伴奏パルティータの他に、6曲のソナタやブランデンブルグ協奏曲などの合奏曲から声楽作品の対旋律として用いたりと、フルートという楽器の可能性を広げた作品がたくさんあります。

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