ゴーベール 組曲

フランスを代表するフルーティストであるフィリップ・ゴーベール(1879〜1941)は指揮や作曲の分野でも功績を残し、その作品は今日フルートの重要なレパートリーとなっています。

この組曲は、彼の周りにいた優秀なフルーティストたちに捧げられています。

献呈されたフルーティストをご紹介します。

第1曲 ジョルジュ・バレール (1876〜1994)
  フルート・ソロで始まるドビュッシーの管弦楽曲「牧神の午後への前奏曲」の初演を手掛けている。

第2曲 ルイ・フルーリー (1878〜1926)
  忘れられた曲や知られざる名曲を復活させる功績をあげた。

第3曲 マルセル・モイーズ (1889〜1984)
  ゴーベールの生徒で双方に就いて多くの教則本を残している。

第4曲  ジョルジュ・ローラン (1886〜1964)
  クーセヴィッキー指揮のボストンシンフォニーオーケストラで活躍。

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