カルロス・サルツェード(1885〜1961)はスペイン系のフランス人で、ハープ奏者でもありました。
ハープの作品を多数残し、また指導者としても活躍し、様々なかたちでハープという楽器を世に紹介した人でした。
この曲は、ハープの特性を活かして作曲されており、特殊技法、主にハーモニクス、グリッサンドなどの他に、弦を爪で弾いたり、木の部分をたたいたりする興味深い技法も織り込まれています。
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